VisualStudio2008のアドイン作りに当たって砕けてみた2

引き続きアドインいじりです。


次の目標は
開いているソースコードに文字列を挿入する
です。
これは割とアッサリいきました。


前の日記で作ったClickイベントを編集します。
↓こんな感じに。


void newControl_Click(CommandBarButton Ctrl, ref bool CancelDefault)
{
Document document = _applicationObject.ActiveDocument;
TextSelection selection = (TextSelection) document.Selection;
selection.Insert("System.Console.WriteLine(\"Hello, world !!\");",
(int)vsInsertFlags.vsInsertFlagsCollapseToEnd);
}

  1. _applicationObject.ActiveDocumentで現在開いているソース情報を取得
  2. document.Selectionで現在選択している箇所の情報を取得
  3. Insertメソッドで任意の文字列を追加

このコードを再度デバッグで動かしてみます。


適当なソースを開きます。



右クリックで前の日記で追加した項目を選びます。




最初のコードでInsertメソッドの第一引数として渡していた

文字列が挿入されています。




「Document」「TextSelection」インターフェースには

他にも色々プロパティやメソッドがあり、

これらを使って開いているファイルに対して

あんなコトやこんなコトができるようです。